菅直人と医療保険制度改革

因みに私、

菅直人のサインを持っております。




で、おなじみのまるごです。







これがそのサイン。

画像












第94代首相に菅氏 参院でも選出















そんな訳で、
第94代内閣総理大臣に
菅直人が指名されました。












話は変わりますが
会社や組織の中で
嫌われるタイプの一つに、


議論と愚痴の区別がつかない人




がいます。



何か問題が起こると、
どう乗り切るかという
建設的な意見は出さずに
後ろを振り返って、

「あの時なんでああしなかったんだ」

などと、
他人の失敗の非難に
終始するような人です。





マスコミ、評論家、
そして、個人ブロガーやネット掲示板、
ひいては、私たち国民一人一人、

今の政治への関わり方が
ただの愚痴になってしまっては
いないでしょうか?




苦情というのは、
何かしらの改善を求めて行う物ですが、
苦情を言う行為そのものが目的になり、
相手をやりこめる事で満足するのを
「クレーマー」と言います。








最近我々日本人は、
政治へのクレーマーと
なっていないでしょうか?
















医療に携わって10数年。

仕事柄、色々な批判や苦情に
曝されます。

その中で感じる事は、

「責任」=「継続性」

という事です。








批判を正面から受け止めて、
踏み止まって最善を尽くすのが責任で、
「辞めろ」と言われて辞めるのは、
ただの逃げです。


そして、
辞めると言うのは、
辞めないよりも
楽な選択肢です。





批判する方も、
本当に責任を取らせたいと
思うならば、
「辞めろ」
と言って、逃がすべきではない。


踏み止まらせて、
責任を果たさせるべきです。


続ける事が責任でもあるのです。






最近我々日本国民は、
日常の中での不満を
政治家にぶつけて、
やめさせる事で
カタルシスを得ている
という事はないでしょうか?



そしてマスコミは、
我々にそのカタルシスを
提供する記事を書きます。


「即刻辞任せよ」

「解散して国民に信を問え」








一時的に快感を得ますが、
その実政策は何一つ変わりません。




失政があると思ったら、
踏み止まらせて、
その人の裁量で、
政策を修正させる。



我々は、政治に対し、
そういう関わりをしていく
必要があると思っています。








マックスウェーバーの言葉に

「国民の資質を超える政治家は生まれない」

というものがあります。


くしくも、小沢一郎が、
著書の中でこの言葉を
引用しております。





まず自分を顧みて、
自分の周りを見渡し、
その延長線上に政治家が存在し、
その中から、
国家の首相が出てきます。




短期間でコロコロ国家の元首が変わる国



この批判は、
国民一人一人に投げかけられている
我々日本人に対しての批判です。



我々の資質が向上し、
真に求めるべきものが何かを
一時的な感情に流されずに
発信できれば、
マスコミの資質も変わってきて、
政治の在り方も、
政治家の資質も、
変わってくると思います。







そして菅直人。

現在、ご祝儀で
提灯記事がマスコミを賑わせ
過去の実績が美化されて流れてきます。





冒頭の写真にあるように、
私の医師免許を出したのは、
当時厚生大臣であった菅直人です。


テレビを見ると、
行動派大臣として、
持ち上げる報道ばかりです。

カイワレ事件とか、
薬害エイズ問題とか。



厚生大臣時代の仕事は、
評価されているようです。






ただ、この時の内閣は、橋本内閣です。




第一次橋本内閣の
菅直人厚生大臣と
第二次橋本内閣の
小泉純一郎厚生大臣。



この間に、
医療行政の現在を決める動きがありました。



1997年 医療保険改革法案可決。



1983年に、「医療費亡国論」を
厚生省吉村仁保険局長 が出してから、
医学部の定員削減、
医療費抑制がじわじわと
進められてきました。


それが、1997年に
具体的な数字目標が出され、
一気に医療費抑制、医師削減へ
大きく舵が切られたのです。




働き出して早々に、

「君達が一人前になる頃には、医者は余りまくって就職先が無くなるらしいよ」

などと聞かされ、
しかも医療費が削られ、
病院も倒産する時代になって
不安でいっぱいでした。



そして、2002年の小泉改革の中
診療報酬の本体部分の引き下げが行われ
ついに持ちこたえられなくなり、
医療が音を立てて崩れ出しました。



いわゆる「医療崩壊」です。




その中で、医師不足が初めて
表面化します。



今更医師不足とか、ふざけんな
という感じです。



菅直人は、この元凶の、
起案段階における厚生大臣です。


医療崩壊に加担した共犯者の一人として、
是非責任を取らせたいと考えています。




最低限、
医療の再生への
足掛かりを付けるまで、
どんな批判を受けても、
職務を投げ出さないで頂きたい
と願っております。





「普天間問題」
今更、短期間で起死回生の策などありません。


「予算」
天変地異でも起きない限り、赤字は急には消えません。


少子化問題も年金も医療も、
道路行政も、
必ずどこかから批判は出ます。



これから批判は必発であり
支持率も、徐々に下がってくるでしょう。



ただ、首を切っても、
国民の資質以上の総理大臣は
出てきません。


我々はそれを自覚し、
批判しつつも、
辞めさせずに踏み止まらせて
軌道修正を自らさせるよう
働きかける努力が必要です。



短期間で4人の首を切ってしまったので、
そろそろ私達も反省すべきでしょう。

ここで学ばなければ、
それこそ日本人として
諸外国から笑い物です。









以上、現場からまるごがお伝えしました。









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