参議院選挙、雑感

正直者が馬鹿を見るような世の中ではいけません。














けど、











本当の正直者は、
「馬鹿を見た」
なんて言わないものです。





昔読んだエッセイの一節なんですけど、
誰の本か度忘れしました。



でも確かに、
日本昔話なんかを読むと、
正直じいさんは、明らかに損していても、
いつもニコニコ幸せそうです。





自分の境遇を嘆いたり、
何で自分達だけ貧乏くじなんだ、とか、
どうせ正直者が馬鹿を見るんだ、とか、

グジグジ言うキャラクターは、

意地悪じいさん

と、決まっています。






子供の頃、
絶対に正直じいさんになろう
と思っていたのに、
振り返ると、いつの間にか
意地悪じいさんのセリフを言う
自分がいます。



こども手当の時なんかも、

「子供の為の手当てなんだから、
親の遊びの為に使うなんてけしからん」

とか、
まさに意地悪じいさんそのもののセリフが、
巷に溢れかえっていました。



そもそもこども手当のコンセプトを考えれば、
子供の為の手当てでは無くて、

子を持つ親の為の手当て

である事は明白です。


子育てする親の負担を減らし、
将来税金を支える若人を
増やそうと言うのが狙いな訳で、
子を持たない人ほど、
こども手当に理解を示すべきものです。


子育て資金の為、
旅行にも行けないような人が、
手当で旅行に行って息抜きし、
また子供を作ろうかなと思えば、
子を持たない人にとっては
とても喜ばしい事。


それを、
「使い道を考えて!」
などと、
正直じいさんぶって新聞に投稿してしまったりして
却って意地悪じいさんぶりを
露呈してしまう人が後を絶ちません。




今回の選挙報道の中でも、
有権者の声として、
意地悪じいさんの愚痴と同じセリフが、
随所に聞かれました。




妬みや身贔屓が、
政策に反映される様な事は
絶対に避けないといけません。




――消費税を上げます。


「貧乏人をこれ以上いじめるな!」


――では、一定の所得以下の人には現金で全額還付します。



そもそも消費税増税は、
社会保障や福祉医療の財源確保の中挙がった話で
所得の低い人、困っている人に

現物支給で還付しますよ


というのがコンセプトのはず。

それを現金で還付というのも
意味分かりませんし
そもそも、
意地悪じいさんの妬みで
政策を変えるのは、愚の骨頂です。


















結局最近の選挙は、
大きく揺れる振り子のように、
大勝・大敗・大勝…
と、なっています。



ポーカーのカードチェンジのように
次に必ず良いカードが来る
という幻想に駆られて
無い物ねだりした結果、
このような政局の混乱が出来た、
という面も否めない気がします。



国民の政治力を上回る
スーパー政治家は出ない訳で、
ある程度、我が身を省みて
適当な所で
「この位の政治家が、身の丈にあっているかな」
と妥協して、
政治を進めさせることも
大事かと思います。



今求められているのは、
有能な政治家以上に、
政権を続けられる政治家だと思うのです。




確かに、大衆に媚びた菅直人は
政治家として如何かと思います。



菅直人と医療保険制度改革
という記事でも書きましたが
政治家の資質で言えば、
皆五十歩百歩です。


菅直人は、医療福祉問題においては、
戦犯の一人、
とすら思っています。




でも、今は政権を継続させる事が
日本の国益では、最優先かと思います。






フレンチレストランで、
ワインのホストテイスティングをする時、
「好みと違うから変えて下さい」
などと言うと、会計の時に、
チェンジした分すべて請求されたりします。



明らかな品質の劣化などのチェックをするのが目的で、
好みと合わない、やっぱり気に入らない
などは交換の理由になりません。





選挙の度に、大勝、大負が
互い違いになると言うのは、
オーダー・チェンジを繰り返す
マナーの悪い客と
変わらない気がします。




我々一人一人に参政権がある以上、
国民全体が、政治家として
もっと成熟する必要があると思います。












あ、

参政権と言えば…。





最近のテレビなどでよく聞かれるフレーズで、



「投票は国民の義務です」


というのがあります。

すっかりお茶の間に定着して、
今回の選挙でも、
投票を呼び掛ける際に耳にしました。





投票は権利であって義務ではありません。




語呂が良いからって、
あまり適当な事を
言わないで頂きたいものです。



参政
選挙
被選挙



これは、我々が歴史の中で勝ち取った権利です。


国から課せられた義務では
決してありません。



もっと言えば、
生きる事(生存権)と
同列に扱われる、
我々の権利なのです。








それから選挙の報道。



深夜のある時間にチャンネルを回して行くと、
各党の獲得議席数が、まあバラバラです。

独自調査かも知れませんが
あまりに酷過ぎます。



夜中に慌てて数字を出す意味も分かりませんが、
あそこまでバラバラでは信憑性に乏しく、
却ってスクープ性が無くなる気がします。





結局選挙をバラエティ番組にしたマスコミが
今の政治混乱を作っている気がします。




先の選挙で大勝すれば、
次は大敗で、
選挙がある度一進一退となる、

なんともバラエティ向けの
展開ではありませんか。



選挙報道が、
この流れの一翼を担っているのは、
間違いないと思っています。















話が取りとめなくなりましたが、
結局今回の選挙、
出来上がりを見ると、
みんなの党のご機嫌を伺わないと
政策決定が出来ない状態になりました。




衆参合わせて10数議席で
その影響力は、
自民党を大きく上回る可能性が出てきました。




下手すると、
みんなの党が出す政策に、
与党が従わざるを得ない状況に
なるかもしれません。




一票の格差は、よく議論に上がりますが、
一議席の格差という物もあるかもしれません。






確かに今回みんなの党は
国民の支持を多数集めましたが、
これが、国民の大半が望んだ
結末なのでしょうか…。


私達は、彼らに10数議席しか
与えていないのですから。








以上、現場からまるごがお伝えしました。




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